甲州市勝沼町産の甲州種を100%使用。ステンレスタンクで1か月以上ゆっくりと時間をかけて低温発酵を行ない、そのままシュール・リー(澱との接触)を行っております。また、ワインの状態を見ながら、バトナージュ(定期的なワインと澱の攪拌)をこまめに実施する事で、旨味と厚みのあるワインに仕上げています。
甲州種らしい繊細で引き締まった香味と、シュールリー製法由来のふくよかで上品な旨味が、バランスよくまとまっています。
グレープフルーツのキャンディやオレンジピール、上品な白い花やハーブの香りの中に、河原の石のようなスモーキーなミネラル香がアクセントになっています。
味わいには熟したリンゴや和梨のようなギュっと詰まった果実味が豊かで、品種特有のスパイシーでほろ苦い後味が味わいを引き締めています。
例年より凝縮した風味が感じられますので、1~2年の瓶熟成も楽しめると思います。
勝沼町岩崎地区の甲州種を100%使用。本年は例年よりも熟度が高く赤く色づいた勝沼町岩崎地区の甲州種を仕込むことができました。
凝縮された甲州ぶどうのコクがシュール・リーによってさらに向上し、円熟した香りと味わいを楽しんでいただけると思います。
【2022ヴィンテージ】
英 インターナショナル・ワイン・チャレンジ2023 銅賞
英 デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023 銅賞